岡保っ子手作り「長寿お祝いメッセージカード」を贈りました！

2021年10月12日

　岡保小学校では、数年前から地区で開催される「長寿まつり」に合わせて、児童が地区のご高齢の方にお祝いのメッセージカードを手作りしています。昨年に引き続きコロナ感染症対策のために「長寿まつり」は中止となりましたが、「敬老の日」に向けてメッセージカードを贈り続けています。
　9月初旬、低学年の生徒が「いつもありがとう」というタイトルを書いて、中学年がイラスト、高学年が簡単な近況報告を入れたカード本体作りを担当し、できたパーツを、みんなで貼り合わせてメッセージカードを作りました。感謝と「これからも元気で長生きしてください」という気持ちを込めながら、学年を超えてみんなで協力し、1枚1枚丁寧に仕上げていきました。
　参加した児童からは、「カードをもらった人が喜んでくれるように心をこめて作りました。班の子たちと協力して、もらった人の気持ちを想像しながらやりました。このカードをもらった人が笑顔になってくれたらうれしいです。」などの感想がありました。
　今回、児童は岡保地区の85歳以上の高齢者193名にメッセージカードを郵送しました。受け取った方から、「コロナで外に出て人に会う機会が減ったため、みんなからのメッセージカードがとてもうれしかった。ありがとう」というお礼の電話や手紙をいただき、生徒それぞれがやりがいを感じていたということです。
　コロナ禍で人と人とのつながりがなかなか難しい時でも、このような工夫を凝らした小学生と高齢者との交流に、やさしい、ほのぼのした気持ちになりました。