アートシーンを支えるボランティア活動
福井市総合ボランティアセンターがハピリン6周年記念「作って!遊んで!市民活動!!!」を4/30,5/1に開催しました。2日目には、福井芸術・文化フォーラム(以下芸文)の協力で「クラフトスマートボールを作ってあそぼう!」が行われ、18組の親子が段ボールで世界にひとつのオリジナルスマートボールを作りました。講師の指導で親子がスマートボール作りに挑戦する会場には、芸術・文化活動を裏で支えるボランティアの姿がありました。
講師の岸本さんが参加者全体に作り方を説明する一方で、芸文ボランティア4名のみなさんは各テーブルをサポートに回ります。パーツの切り方、配置をアドバイスしたり、完成品を見せて歩くなど親子を温かく見守りました。
ボランティアをしていて良かったことは何ですか?との問いに「芸文では滅多にできない体験ができる」、「教えられることが多い」、「色々な人と出会うことができた」、「無償で利害関係が無いところがいい」とみなさんが答えてくれました。また、活動をとおしてアートに触れ、未知の世界を知ることは、他のボランティア活動では体験できないことだと4人の意見が一致しました。
芸文事務局の荒川さんは、市民参加型の文化事業にはボランティアの存在が欠かせず、ボランティアのみなさんとのコミュニケーションを大切にしていると述べました。インタビューの間、和やかな空気に満ちあふれ、みなさんの良好な関係性が見受けられました。