越前水仙球根掘り上げボランティア
晴天に恵まれた5月22日(日)、福井市園芸センター主催で「越前水仙Rebornプロジェクト」の第1弾となる越前水仙の球根掘り上げが福井市浜北山町の水仙畑で行われました。
福井市内外から41名のボランティアが集まり、こしの水仙部会の方とともに球根の掘り上げに汗を流しました。
「越前水仙Rebornプロジェクト」では、水仙の出荷量が減少している現状を改善することを目的に、生育不良の水仙畑で、原因の調査、土壌改良、栽培試験など、栽培環境改善に向けた取り組みを行い、再び良質な水仙を収穫できる畑への再生を目指しています。
眼下に穏やかな日本海が見える水仙畑での球根の掘り上げは早朝から始まり、ボランティアのみなさんの真剣な作業のおかげで、4アール程の面積を掘り上げ、約1万8千個もの球根を集めることができました。
参加者からは「宝探しだと思って作業した。花がたくさん咲いてほしい」、「少しでも産地の役に立てれば」などの感想を聞くことができました。
プロジェクト担当者は、「多くのボランティアの方にご協力いただき、本当にありがとうございました。みなさんの頑張りに応えられるよう、引き続き水仙畑の再生に取り組んでいきます」と感謝の言葉を述べていました。
掘り上げた球根は園芸センターで保管され、土壌改良を行った後、9月頃に植え付ける予定だそうです。