ひとり親家庭への食料支援活動
女性とひとり親家庭を対象にセミナーや交流会の開催を通じ支援活動を行っている「女性の社会生活活動部フルード」。寄附や他団体との連携で集まった食料品や日用品を、必要とする人に送る活動も行っています。
代表の木村さんによりますと、フルードが加盟している「NPO法人ひとり親家庭サポート団体全国協議会」(JSPF:33団体)では、7月20〜28日に全国のひとり親家庭2100世帯にアンケート調査を実施し、学校給食がなくなる夏休み、物価高、電気代の高騰などにより、生活はコロナ禍よりも厳しくなっているそうです。コロナ禍では、様々な支援策がありましたが、現在は少なくなったことも一因のようです。『子どもは2食だが、母親は1食』『おかゆでかさを増したり、もやしでかさを増したりする』『麺類を短く切って量が増えたように見せる』などの回答もありました。調査結果には少数ですが福井のひとり親家庭も含まれています。
こうした現状を踏まえ「フルード」は、今年度2回目の食料支援を行うため、8月4日(日)にハーツ春江で県内50ひとり親世帯への“えがおのパッケージ”の箱詰め・発送作業を行いました。この事業は、福井県共同募金会の「夏休み緊急助成」を活用しています。夏休み期間中は、子どもが家にいることが多いので、子どもが喜びそうなものや季節の食品を選びます。スタッフの皆さんは、受け取った子どもからのお礼の手紙が励みになるとおっしゃっていました。
「女性の社会生活活動部フルード」では、食料品や日用品、芳志を受付けています。
また、お手伝いしてくださるボランティア、会員も募集しています。
関心のある方は、フェイスブックまたはホームページをご覧ください。
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