ヘアドネーションは、髪の毛の「ヘア」と寄附の「ドネーション」を合わせた言葉で、病気や事故等により髪を失った人のために、寄附された髪の毛を使用して、ウイッグ（かつら）を作り、無償で提供する活動のことです。
　先日、当センターの職員が横浜市を拠点にこの活動を行っている団体「Smiles for children Japan」に、髪の毛を寄附しました。
　寄附を後押ししたのは、昨年11月に開催した当センター主催のボランティア講座です。この講座は、ヘアドネーションへの理解と参加を促進するため、「Smiles for children Japan」のメンバーを講師に開催しました。
　学生であった３年ほど前からヘアドネーションに興味があり髪を伸ばしていた職員ですが、寄附するきっかけが分からずにいました。しかし、講師の話を聞いて、「改めてヘアドネーションの必要性を感じ、また活動団体の想いを知って背中を押された」と寄附に必要な31cmまで髪の毛を伸ばす決心をしたとのことです。
　ヘアドネーションの手順は概ね以下のとおりです。
　　①寄附する団体を決め、必要事項の確認をする
　　②美容室でドネーションカットの依頼をして髪を切り、輪ゴムなどで束にまとめる
　　③髪の毛を寄附先であるヘアドネーション団体に発送する
　参加の方法や注意点は、ヘアドネーション活動をしている団体によって異なります
　詳しくは、団体ホームページ等でご確認ください。また、当センターのホームページでも、ヘアドネーションに関するボランティア募集情報を掲載しております。　【URL】https://www.fukui-volunteer.net/volunteer/18806.html

　ヘアドネーションは、あなたの髪が誰かの笑顔と希望にかわるボランティアです。無理なくできることから始めてみませんか。

ドネーションカットを終えた後

団体へ髪の毛を発送