「愛と感動のクリスマスパーティ2015」実行委員会が主催するクリスマスパーティが12月20日(日)に福井市民福祉会館6階大ホールで開催されました。今回で29回目を迎え、福井大学ボランティアサークルTogetherのメンバーが主体となって企画から運営まで手掛けるものです。

　このパーティは、障がいのある人もない人も一緒になって楽しみ、お互いを理解しあえる場を創りだすことを目的にしています。今年のテーマは「つながり～真っ白なキャンパスに彩りを～」です。実行委員長は、一人一人の個性を生かして、参加者同志で新たなつながり、またはつがりをより深めて欲しいという思いで計画しました。
　
　当日は、60名程の参加者とボランティアの学生メンバー30名ほどで、会場は大賑わい！メンバーは、会場設営、パンフレット、クリスマスカードにいたるまで、ひとつひとつ手作りで、参加者がわかりやすく楽しめるように工夫していました。日頃の障がい者のボランティア活動の経験を生かした舞台演出でも、声の出し方や大きさ、ゆっくりとしゃべることなど、細かい配慮にも気を配っていました。

　Togetherの学生メンバーは、障がいを持つ相手にどうしたら伝わるか、どう感じているか、何をすれば喜んでくれるか考えながら、今迄ボランティア活動に取り組んでいたそうです。それは、最初はとても難しいことでしたが、障がいのあるなしにかかわらずいろんな人に接することで、相手が望んでいることが自然にわかるようになり、そのことでで自分自身の成長につながったと話してくれました。
　3年生のサークル活動はこれを以って終了です。本当にお疲れさまでした。これからもこの思いやりのある前向きなボランティア精神を1，2年生はきっと引き継いでくれることでしょう。