「あしなが学生募金」 学生ボランティアが大活躍!
ゴールデンウイーク初日、青空のもと「第96回あしなが学生募金」の募金活動が福井駅西口広場の5か所で行われました。あしなが学生募金とは、病気、災害、自死遺児、親が重度の障がいを持つ子どもや、サブサハラ、アフリカ49ヶ国の遺児が高等教育を受けるための奨学金を支援するための募金になります。その中で学生募金事務局は、48年間、約10万人の遺児たちの進学を支援してきました。
今回は、福井では、4月21日、22日、28日、29日、5月5日の5日間にわたり募金活動が開催されました。
名古屋からの学生事務局員は、福井県内すべての中学校と高校に封書を送付し、さらに一校、一校に電話で募金活動のボランティアを呼びかけたそうです。そのかいがあって、県内からたくさんの高校生、大学生が集まり、28日も、羽水高校、福井商業高校、藤島高校、福井大学ボランティアサークルtogetherなど約60名の学生が、緑の「あしなが学生募金」と書かれたたすきをかけ、大きな声で道行く人達に募金を呼びかけていました。
毎年、募金活動を一緒に行っているtogetherからは、今年も20名のメンバーが参加しました。そのうち13名は4月に入学したばかりの1年生ということでしたが、元気な声をだしながら呼びかけに頑張っていました。
また、参加した動機を高校生に聞いてみたところ「ボランティアに興味があり、何かしてみたかった。2回目の参加でボランティア活動が好きだから」と話してくれ、今日の活動した感想は「チラシを受け取ってもらえない時は少しつらいけど、頑張ってと声をかけてもらえるとうれしかった」と明るく答えてくれました。
学生ボランティアの力で、今年もたくさん募金が集まり、主催した事務局からも「多くののボランティアさん達と一緒に声を出して呼びかけると、とても心強く、元気をもらえます。」と、笑顔で伝えてくれたのが印象的でした。