動物の命を守るボランティア活動
今日は、動物の保護者と譲渡を希望される方のお見合いの日です。会場の福井県動物管理指導センターの車庫では、着々と準備が進められ、後は参加者が集まるのを待つだけとなっています。温度計は31.6度を指していますが、川風が吹きゲージの中の子猫たちも心地よさそうです。その傍らで「この子達の飼い主が決まってくれるとよいのですが。」と老松さんが優しい目で子猫たちを見つめます。
老松さんが動物愛護認定ボランティアとして活動を始めたのは、今年の6月。きっかけは、ふくい動物愛護管理支援センター協会 事務局長 森中さんとの出会い。仕事先で見つけた子猫たちの行く末を心配して、保護を求めたのが始まりです。猫は飼えないけど犬ならということで、敦賀で保護されていたゴールデンレトリバーの里親になりました。その手続きをする中で、森中さんやほかの職員さんたちと交流し、動物を愛する気持ちに共感したそうです。そして、支援センターがとても居心地のよい場所となり、ボランティアを始めることになったそうです。
老松さんは、ドッグランの草刈など施設の整備、犬猫譲渡会などイベントの手伝いなど意欲的に活動されています。施設・イベントボランティアの他に、協会では動物の一時預かり、トリマー、子猫にミルクをあげる数多くのボランティアが活躍しています。
動物を愛するみなさん、あなたも小さな命を守るボランティアをはじめてみませんか?
(8月11日(土)開催の「犬と猫の譲渡会」を取材しました。)