高校生がボランティア活動に挑戦!
当センターでは、8月2日(金)に県庁で「高校生ボランティア体験活動inセルプフェア」を開催し、市内の高校生7校20名の参加がありました。
「セルプフェア」とは、障がいがある方が製造したお弁当やパン等の販売をするイベントです。
今回は、県内7ヶ所の障がい者福祉施設が出店する販売ブースに高校生が立ち、その施設に通所するみなさんと共にお弁当やお菓子等の販売やお客様の呼び込みをお手伝いするボランティア活動を行いました。
まず、福井県セルプセンター長の永田弘幸さんの講義では、「障がいについて」「障がいがある方のお仕事」について学びました。障がいがある方はできないばかりではなく、その人の得意なことを生かして仕事ができることや、仕事がやりやすい環境づくりをすることで障がいがある方の就労の場が広がることを学びました。
その後、市総合ボランティアセンターを出発し、セルプフェアの会場となる県庁ホールへ移動。高校生は講義で学んだことを踏まえて、販売ブースに立ち笑顔で接客に取り組んでいました。
高校生からは、「障がいがある人がいきいきとお仕事をしている姿を見て、得意なところを生かした仕事ができる社会になるといいなぁと思いました。」「幼少の頃に母親が手話を習っていた関係で自分もあいさつ程度に手話ができます。今回の福祉活動を通して、本格的に手話の勉強をしようというきっかけをもらいました。」などの感想が寄せられました。
最後に、永田さんからは「社会の中にはいろいろなバリアがあるけれど、そのバリアを取り除いていけば社会で活躍できます。この活動で学んだことを生かして、みなさんがこれからいろいろなバリアをとり取り除いていただける存在になってくれたらと思います。」とコメントし、本日の活動を締めくくりました。
当センターでは、みなさんのボランティア活動につながるきっかけづくりをこれからも応援していきたいと思います。