おもちゃサポーターとして活躍中‼

2019年08月28日

　福井市中央1丁目の北ノ庄通りにある「子どもを育む巣箱　ときなる」で、ボランティア活動されている吉田さんのお話を伺ってきました。
ときなるは、子どもの遊ぶ木育施設で、福井駅前に昨年の3月にオープンしました。吉田さんは、そこで木のおもちゃの魅力や遊びの楽しさを伝えるボランティアスタッフ「おもちゃサポーター」として活躍されています。
　きっかけは、40年務めていた会社を定年退職され、これからは自分のために、仕事とは違う、人とふれあうことをしたいと思い始められました。以前からボランティアに興味があり、ご自分にもお孫さんができたことで、小さな子どもと遊ぶことができる活動を選ばれました。
　おもちゃサポーターの吉田さんは、おもちゃの遊び方を紹介したり、子ども達が遊びやすいように並べて整えています。また、初めて来た親子にも声をかけ遊びやすいよう気配りをされています。吉田さんは、子どもがつたない言葉で「ありがとう」「またね。バイバイ」と言ってくれると、とても嬉しく、温かい気持ちになり、やりがいを感じるそうです。
　雨模様の日でしたが、夏休みということもあり県外からきた多くの家族連れで賑わっていました。あるご家族は、千葉から福井へ帰省される度に、ときなるに遊びに来ており、これだけ木のおもちゃが揃って楽しく遊べるところはあまりないのでうれしいとのことでした。また、名古屋から6人家族で来られているご家族は、昨日、恐竜博物館行き、もう一か所福井の街中で遊べる所を探して来られました。
　皆さん木のぬくもりの中、親子で穏やかなひと時を過ごされ、そこには子どもを見守る優しく、柔らかな表情の吉田さんの姿が、とても印象的でした。