福井国際フェスティバル
10月27日(日)、Walk With(ともに歩き、ともに暮らす)をテーマに、福井国際フェスティバル2019が開催されました。朝方降った激しい雨は、オープニングまでには止み、会場の福井県国際交流会館は、家族連れなど多くの人で賑わいました。
世界各国の伝統舞踊や楽器の演奏、世界のお菓子まき、英語落語など趣向を凝らしたプログラムの企画・運営に、世代、国籍の異なる多くのボランティアが協力しました。大人に交じり多くの高校生が受付、イベント補助などを担当し、生き生きと活動していました。はるばる三方から泊まりがけで参加した男子学生もいて、国際交流への関心の高さがうかがえました。説明会、準備、当日の活動に参加した女子高校生に感想を聞くと、「普段の学校生活では出会うことのない人との交流をとおし、たくさんの事を学び、経験する事が出来ました。」と笑顔で答えてくれました。
また、二階の展示コーナーでは国際交流・支援に関わる多くの団体が関係国の文化紹介、お茶やお菓子の試食会、伝統衣装の試着会などを開催しました。日本ウガンダ友好協会のブースでは、収益金を現地の学校建設に当てるため、キリンやマウンテンゴリラの彫り物や木の皮で作られたバックなどの工芸品が販売されました。
県内のボランティアの協力で開催された福井国際フェスティバルを取材し、多文化共生に力を注ぐ人々の熱意、エネルギーを肌で感じました。