自宅でものづくりボランティア!!

2020年04月22日 印刷

 新型コロナウィルス感染拡大防止のため、多くのボランティア活動が休止されています。毎月第3水曜日に総合ボランティアセンターで開催している「ものづくり広場」の活動も同様です。
 メンバーの方に活動休止の連絡をすると「仕方がないですよね、こんな状況ですから」と残念そうな答えが返ってきました。みなさんおしゃべりしながらタオルケア帽子や手編みパッドを作るのを楽しみに待っているのです。
 センターでの活動が休止でもメンバーのみなさんは自宅で各々ものづくりボランティアをしています。先日もお二人の方からうれしいお便りと小包が届きました。病気の治療で入院中のお子さんに、手作りのマスクと点滴用のチューブを入れる袋を心を込めて作ってくれました。入院生活が少しでも和らぐように、人気のキャラクター柄、明るい色調の材料を選んだそうです。中学生用には、ちょっと大人っぽい柄をチョイスしてくれました。両方とも福井大学附属病院五領分教室に寄贈しました。
 他のメンバーのみなさんもそれぞれ贈る相手のことを想いながら、家事の合間を縫ってもの作りに励んでいるそうです。新型コロナウイルスがおさまり、センターで活動する日々が早く戻ることを祈っています。

 

かわいいキャラクターの布を使ったマスクを作ってくれました。

ひとつずつ透明のフィルムでラッピング!

点滴用のチューブを入れるための綿糸で編んだ手編みの袋です。

布製の点滴用チューブと中学生用マスク

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