「子どもたちに届けたい」手作りマスク続々と
県内の新型コロナウイルス感染症予防のため、福井市教育委員会が市民ボランティアに児童向けの手作りのマスクの寄付を募っています。ボランティアネットでも呼びかけた募集で、市民の皆様のあたたかい気持ちがこもった3千枚を超える手作りマスクが学校に届けられました。
寄付してくださった80代の女性は、「少しでも子どもたちの助けになれるなら」と初めての手作りマスクに挑戦!ボランティアに参加するのは今回が初めてとのことでした。福井市総合ボランティアセンターに届けられたマスクは、思わず笑顔になってしまうような、明るくそして楽しい気持ちにさせてくれる色とりどりの素敵なものでした。自宅にあった生地を使ったり、耳に掛ける紐の色をマスクに合わせて変えたりと様々な工夫をしてくださいました。そのマスクを見ていると、「子どもたちのために」とひとつひとつに想いを込めて作ってくださったあたたかいお気持ちがひしひしと伝わってきました。
新型コロナウイルス感染症を機に、新たに広がっていくあたたかいボランティアの輪。多くの方が大変な思いを抱えて生活している中で、「困っている人のために」とボランティア活動に参加してくださる皆さんのお気持ちはかけがえのないものです。新型コロナウイルスが収束し、心から笑顔になれる日が1日も早く来るよう心から願うばかりです。