コロナ禍での学生応援『ひまわりキッチン』
新型コロナウイルスの感染拡大が始まってから1年以上が経ちました。
いよいよ高齢者のワクチン接種が始まりましたが、感染再拡大を受けて東京都など4都府県を対象に緊急事態宣言が発令されるなど、いまだ予断を許さない状況です。
ボランティア活動も自粛や縮小せざるをえない中、活動の形を変えながらも子どもたちへの支援を続けるグループを取材しました。
日頃、福井市内で「子ども食堂」の活動を行うボランティアグループ『ひまわりキッチン』は、子どもから大人まで様々な人が集う場所を提供し、楽しく食事をしながら子どもたちの成長を見守る取組を行っています。
コロナ禍となり、大勢で食卓を囲むイベントができなくなった『ひまわりキッチン』ですが、寄付された食品を、ひとり親家庭や児童の養育に事情を抱えた家庭への支援を行っている他団体の企画に提供するなど、今までの「子ども食堂」とは形を変えながらも、子どもの貧困問題に向き合い続けています。
今年度は更に、感染対策を行いながらできる活動の一つとして、親元からの仕送りやアルバイトが激減し困っている大学生もいるのではないかと、学生向けの“フードパントリー”を行うことにしました。5月の連休が始まるとメンバーが集まり、初めての試みに頭を悩ませながらも、寄付された食品の賞味期限を確認しながら偏りのないように仕分け、袋詰を行いました。
5月2日(日)15~18時の間、5名のメンバーが、福井市光陽地区にある、お食事「よし」の店内で食品の無料配布を行い、様々な食品がたっぷり入った袋を学生やひとり親家庭の方へ手渡していきました。
『ひまわりキッチン』では、今回のニーズを踏まえ、来月以降も学生向けの支援を続けていきます。
ボランティア活動に参加したい方、拡散していただける方、また寄付も募集しています!
一緒に子どもたちを支援したい方は、下記までご連絡ください。
★ひまわりキッチン facebook
https://www.facebook.com/910kodomo/
*フードパントリー
企業や個人から寄付された食品を地域の拠点に集め、様々な事情で食糧支援を必要としている人に無料で提供する取組です。
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