フードドライブ~木田小学校5年生の取り組み~
12月10日、木田小学校5年2組の児童28名が、フードドライブを開催している県民せいきょうハーツ羽水店を訪れ、食品109点を寄付しました。
フードドライブは家庭で余っている食品を持ち寄り、必要としている福祉施設や市民活動団体に寄付する活動です。福井市及び県民せいきょうでは、3年前から食品ロスの取り組みとして、年に2回、6月と12月に行っています。
総合学習の時間にSDGsについて学んだ5年2組の子どもたちは、世界の貧困や飢餓の深刻さを知り、自分たちに何ができるか考えました。そして、食品ロスを減らそうとフードドライブに参加することを決めました。他のクラスにも呼びかけ、総勢140名の5年生が協力し、各家庭からたくさんの食品が集まりました。
小分けした食品の袋を手に下げながら歩くこと20分、目的地に到着するとハーツ羽水店の店長が笑顔で出迎えてくれました。小春日和のやさしい日差しのなか、店先で挨拶が終わった後に、1人ずつ丁寧にフードドライブコーナーに袋を収め任務完了。児童の顔にほっとした表情が浮かびました。
テレビ局や新聞社もフードドライブに関心を持ち取材に訪れました。テレビのインタビューに臆することなく、「食品ロスは減らさないといけない。5年生のみんなで食品を集めて持ってこられて良かった。」と答える小学生の姿に、明るい福井の未来を感じました。