養浩館庭園は2023年6月17日で復元、一般公開から30年を迎えました。

現在では国指定の名勝でありながらJR福井駅から徒歩で行ける、まちなか観光のシンボルとなっています。

この養浩館庭園のボランティアガイドとして活動しているのが、「とねりの会」です。郷土歴史博物館の学芸員による講義を数か月受講し、ガイドをしていく上で必要な知識を身につけたメンバーで構成されています。県外から訪れる観光客へのガイドのほか、最近では市内の高齢者や親子連れも増え、気軽に質問に答えています。

この日訪れていた大阪からの観光客は、「昨年に続き2度目の福井です。養浩館庭園は初めてですが、ボランティアガイドさんの説明が臨機応変でとても分かりやすいですね。歴史をはじめ、植物、いろいろな情報を教えてもらいました。また、来年も来てみたいです。」とおっしゃっていました。

福井の観光イメージアップにボランティアガイドの力はなくてはならないものだと改めて感じました。