県立福井商業高校JRC部が北陸新幹線福井駅舎の点字マップを製作!
3月28日、福井商業高校のJRC(青少年赤十字)部は、新幹線の福井開業により福井駅舎が大きく変化したことから、駅を利用する視覚障がい者の不安を少しでも解消しようと、自作した点字マップを福井駅西口にある福井市まちなか案内所に、30部寄附しました。
同校JRC部では障がい者の介助ボランティアに取り組んでおり、これまでも西武福井店や県内のスーパーなどで、フロアのレイアウトや消毒液の位置などを示した点字マップを製作し、各施設へ寄附したり、ホームページで公開をしてきました。
今回の点字マップは、生徒2人が中心となって、昨年5月から駅舎の調査を始め、鉄道建設・運輸施設整備支援機構の協力も得て、改札内の階段の数や待合室の位置、ホームの広さなどを現地で確認しながら、改札からホームまでの案内や階段、トイレの位置などを表記しました。
製作に関わった生徒たちは、「ハンディを抱えた人とも北陸新幹線が開業したわくわくを共有したい」と話し、「障がいがあるとどうしても1人で外に出ることに不安を抱える人が多いので、そんな皆さんの助けになる活動を探して続けていきたい」と話していました。
また、福井駅東口にある福井市観光交流センターから、点字マップを設置して欲しいと要望があり、希望する視覚障がい者の方に配布される予定です。
福井駅舎を案内した点字マップを説明 |
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新幹線福井駅のりばホーム階段図 |
左図を点字マップ化したもの |
右側)福井商業高校JRC部 山内先生 左側)福井商業高校JRC部 畑さん(3月卒) |